VPNとは、バーチャル・プライベート・ネットワークを略した言葉です。「バーチャル・プライベート・ネットワーク」とカタカナ語で説明されても何のことか分かりませんが、要はLANのことです。
LANは無線通信を利用して、会社内にあるパソコン機器などをつなぐシステムです。
でもLANを導入している会社は珍しくなく、既に取り入れているという所もあるでしょう。
ではVPNとLANとでは、具体的に何がどう違うのでしょうか。
VPNは、仮想上にあるLANです。
例えば北海道の会社で、東京の会社にあるデーターを取り出したいとしましょう。
北海道と東京の会社にはそれぞれ何台かパソコンがあり、LANで繋がれていたとします。
しかしこのままだと、北海道から東京の会社にあるデーターを取り出すことはできません。
データーが入っているパソコンが北海道の会社内にあるのならばまだしも、東京にあるので手も足も出ない状態です。
そこで登場するのが、VPNです。
VPNルーターを用いて東京と北海道のLANを繋げば、1つのネットワークが完成します。
すると北海道の会社から、東京の会社にあるデーターをアクセスすることができるようになります。
逆に東京の会社から北海道の会社にあるデーターも、VPNがあれば取り出すことは可能です。
VPNの需要は、高まりつつまります。
日本全国に支社を構えている企業であれば、VPNを取り入れないわけにはいきません。
そこでocnではVPN導入を考えている人に対して、VPNルーターのレンタルを承っています。
取り扱っているVPNルーターは様々で、小規模なものから大規模なものまで揃っています。
なお月額料金はプランにもよりますが、1万円前後となっています。
またocnのVPNルーターレンタルを利用すると、ocnから手厚いバックアップを受けることもできます。
オンサイトでの工事・設置、保守サポートサービスも受けられるので、セキュリティ面においても安心です。